よくあるQ&A
教会やキリスト教、日本バプテスト連盟に関するよくある疑問や質問を、
リーフレット「ようこそ教会」の内容を抜粋する形でお答えします。
礼拝ってなんですか?
教会で一番大切な集まりは「礼拝」です。ほとんどの教会では、十字架につけられたイエス・キリストが復活されたとされる日曜日を「の日」と呼んで礼拝をささげています。一週間の生活を礼拝から始めるとき、私たちの心に平安と生きるために必要な新しい力が与えられます。
礼拝は、どの教会でもだいたい一時間から一時間半のプログラムです。聖書を読み、みんなで讃美歌をいっしょに歌ったりしますが、その中心は説教です。宣教やメッセージと呼ぶ教会もあります。聖書に基づいたお話を、多くの場合、その教会の牧師が行います。
聖書や讃美歌は備え付けが用意されていますので、お貸しすることができますし、プログラムの順に司会者が導いて礼拝は進行しますから、はじめての方も心配いりません。
お祈りするんですか?
教会での祈りは、特別な型やきまりがあるわけではありません。一般的には、祈りの最後に声をそろえて「アーメン」と唱えます。「アーメン」とは「そのとおりです」「神さまの真実に信頼します」という意味で、教会では世界共通の用語です。
礼拝のときには代表者が祈りますが、普段の生活では、個人でも自由なしかたで祈ることが出来ます。あるいは、自分では祈ることが難しいとき、誰かに祈ってもらうこともできます。
何をどう祈ったらよいかを学ぶ良いお手本の祈りとして「主の祈り」があります。これは、「主イエス・キリストが教えてくださった祈り」として、教会が現在まで大事に受け継いできた祈りの言葉です。
主の祈り
天にましますらの父よ、
ねがわくはみ名をあがめさせたまえ。
み国を来らせたまえ。
みこころの天になるごとく
地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を 今日も与えたまえ。
我らに罪をおかす者を
我らがゆるすごとく、
我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず、
悪より救い出したまえ。
国とちからと栄えとは限りなく
なんじのものなればなり。
アーメン
現在、多様な訳があり、様々なスタイルで祈られています。
聖書はどんな本?
聖書は「旧約聖書」と「新約聖書」という二つの部分から成っています。イエス・キリストの誕生前と後で、「旧約」と「新約」に分けられます。「約」とは、神さまからの「約束(契約)」という意味で、聖書は「神さまの愛と救いの約束が記されている本」なのです。ぜひ直接手にとって自分なりに読んでみてください。神さまの愛に信頼して慰めと励ましを得るためのメッセージとして受け取っていくのが良い読み方でしょう。
また、聖書は書かれた当初から、教会の人々の輪のなかで読まれることを目的としています。ですから、聖書は自宅で一人で読み続けていくのではなく、教会で他の人々と一緒に読んでいくことをお勧めします。
献金するの?
献金は、神さまの恵みに対する感謝としてささげるものです。ですから、教会が理解する献金の意味は、会費ではなく、寄付やおでもなく、願い事をかなえてもらうためのおでもありません。
「いくらしたらよいのだろう?」「みんなどれくらいしているのだろう?」という不安があるかもしれません。でも、額は決められていませんし、他者と比較する必要はありません。教会での献金は、神さまへの感謝を表わすために、自分が決めた「最善」をささげる自由な行為として行っています。
また教会は、ささげられた献金が正しく用いられるように、教会員に対してはいつも会計報告がなされています。
教会でも学校?
「小さいころ、教会学校に通っていたことがあります」とお聞きすることがあります。今でも、多くの教会に「教会学校」があります。しかも、それは子どもたちのためだけでなく、「赤ちゃんからおとなまで」が、各年齢層に分かれて聖書を学びあう「生涯学習」の場です。
決まった入学時期はありません。テストも成績表もありません。途中から…などと心配しないで、いつでもどんな年代でも、いっしょに参加できる「学校」です。小さなグループに分かれて聖書を読み合い、そこで感じたことを自由に話したり、日常生活に重ねてそれぞれの体験を聞きあい、学びあう時間です。多くの教会では、日曜日の礼拝前か、もしくは礼拝後の時間におこなっています。
バプテストって何?
「バプテスト」とは、キリスト教の教派(仏教で言えば宗派にあたります)の一つで、聖書の中に出てくる「バプテスマ」(全身を水に沈める形の洗礼形式)に由来します。
バプテスト教会の歴史の始まりは、17世紀初頭のイギリスです。各人の宗教が国の制度に強制されることなく、それぞれの信仰の決心によるべきだ、ということを掲げて「バプテスマ」をしたクリスチャンたちに付けられたあだ名でした。
ですから、一人ひとりが自分で聖書を読み、生活の中で信仰をあらわしていく生き方を大切にし、各教会や各個人の自主性を重んじることは、今日でもなお、バプテスト教会の大切な柱です。
日本バプテスト連盟とは?
日本バプテスト連盟は一つの教会ではできない活動に協力して取り組むことを目的として1947年に結成され、現在、310以上の教会・伝道所がこれに加わっています。
海外に宣教師を派遣したり、活動の困難な地域の教会を支え合ったり、定期刊行物や書籍の発行などをしています。
関連団体としては、福岡の西南学院と北九州の西南女学院、京都の日本バプテスト病院などがあります。
終わりに
さて、あなたの疑問や不安に少しでもお答えできたでしょうか。
「もっとキリスト教のことがわかってから…」ではなく、教会の礼拝をはじめ、さまざまなプログラムや集会にまず参加してみて、「わからないこと」があればどうぞ遠慮なくおたずねになってください。教会はいつでもあなたのお役に立ちたいと願っています。
ご一緒に聖書を開き、ほんとうの神さまを求める生き方をはじめてみませんか。教会での出会いを通して人生の良き友人ができ、新しいあなた自身を見つけることもできるでしょう。
これからもどうぞ続けてお出かけください。
心からお待ちしています。
はじめて教会の門をくぐるとき、「教会ってどんなところだろう」「クリスチャンでなくてもいいのだろうか」「聖書の知識もないけれど…」など、色々と不安がよぎるかもしれません。でも、心配はいりません。